ダイエット中の間食の罠
皆さんは、スーパーやコンビニなどで、つい甘いものが欲しくなり、「ダイエット中だから」と食品表示にあるカロリーを真っ先に見たりしませんか?
お菓子(スイーツ)に関わらず、どんな食品でもカロリーがあるので、気になるところだと思います。
また最近では、カロリーと同じくらい“ダイエットで気をつける要素”として注目されているのが「糖質」です。「糖質制限」に関しては、以前にもコラムで書きましたが、今回はさらに別の角度から見ていきたいと思います。
「糖質」は、体に入ると消化酵素の影響を受けてブドウ糖となり、腸で吸収されることで、血糖となります。それにより血糖値が上がり、上がりすぎた血糖のバランスをとる為に、膵臓からインスリンが分泌されます。これにより、血糖のコントロールがなされるわけです。
インスリンは糖を体に取り込む上で必要なものでもありますが、例えば甘いものや、精白されたお米や小麦などを多く摂ると、血糖値が急激にあがり、結果的にインスリンが多く分泌されることによって、糖が脂肪となって溜め込まれるため、太りやすくなります。
つまり、このインスリンの分泌を上手にコントロールすることが、ダイエットする上で大切なのです。カロリーだけを見るのではなく、糖質や、脂質などトータルで見ていくことが鍵になるのです。
ところで、「洋菓子より和菓子の方が太りにくい」と聞いたことがある方もいらっしゃるかも知れませんが、実際はどうだと思いますか?
例えば、ショートケーキ。栄養成分表では、6号サイズの1/8カットで、350キロカロリーほど。糖質は、食物繊維と合算した「炭水化物」として算出され、約29グラムほどもあります。
みたらし団子はというと、1本あたりカロリーはショートケーキより低い160キロカロリーほど。ですが、糖質で見てみると、糖質はショートケーキよりも高い、約36グラムもあります。
だから洋菓子が良いということではなく、そもそも、洋菓子・和菓子、どちらにもお砂糖が多く入っているということです。糖質は見た目によらず多く潜んでいるかもしれないということを意識してみましょう。
お砂糖は、モルヒネ受容体と結びつき、中毒性が強いと言われています。
「おやつ」は、あくまでダイエット中のご褒美とし、毎日食べてしまう習慣がある方は、まずは、質と量を見直してみましょう。
まずは、主食をしっかり食べることです。必要なエネルギーをしっかりと補給でき、満足感が得られます。
さらに、主食を「玄米」にすると、豊富な食物繊維と精製されていない糖質で、血糖値が急激に上がり下がりすることもなくなり、自然と間食を欲することがなくなります。
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