
私たちの体は60兆個の細胞でできている。体の仕組みと玄米の関係
「私たちの体は約60兆個もの細胞でできている」——なんだか壮大な話ですよね。でも実は、この膨大な数の細胞一つひとつは、毎日の食事から得られる栄養で育まれている、、、とても現実的なお話なのです。
赤ちゃんは、たった1つの受精卵から、母親のおなかの中の栄養分を吸収しながら細胞分裂を繰り返し、約40週という期間を経てこの世に誕生します。生命の神秘や私たちの体の精巧さに感動せずにはいられません。
では、その細胞を支える栄養素とはどんなものでしょうか?
水分と栄養素が細胞を育てる

私たちの体の約60〜70%は水分で構成されており、この水分は体液となって細胞の働きを活性化させる役割を担っています。特に乳幼児は水分量が多いため、あの“ぷにぷに”とした可愛らしい肌になるんですね。
そして、体の構成要素として欠かせないのが「たんぱく質」。これは体の約15~20%で、筋肉や内臓だけでなく、ホルモンや酵素、免疫機能を支える抗体などの材料にもなっています。
さらに重要なのが「ミネラル」。体全体のわずか5〜6%の割合しかありませんが、骨や歯の形成、神経の伝達、細胞の代謝など、体の基本的な機能を支える大切な栄養素です。
現代人にミネラルが不足する理由
私たち現代人にとってミネラルが不足しがちと言われるのは、甘いお菓子や加工食品に含まれる添加物の摂りすぎが一因です。これらを日常的に摂取することで、内臓に負担がかかり、体内でミネラルが大量に消費されてしまうのです。
さらに困ったことに、ミネラルは体内で作り出すことができません。つまり、意識して「食べ物から摂る」ことが欠かせないのです。

玄米が“完全栄養食”といわれる理由

そこで注目したいのが、「玄米」です。私たち日本人にとってなじみのあるお米ですが、精製された白米になる前の玄米には、栄養がぎっしりと詰まっています。
特に、玄米の外皮や胚芽には「鉄・亜鉛・カルシウム・マグネシウム・カリウム」など、日常生活で不足しやすいミネラルが豊富に含まれているのです。お米全体のわずか8%の部分に、これほどの栄養素が凝縮されているのは驚きですよね。
ミネラルには「必須ミネラル」「微量ミネラル」といった種類があり、たとえば亜鉛は免疫機能に、カルシウムは骨や歯に、マグネシウムは代謝や神経の働きにと、それぞれ重要な役割を持っています。
手軽に栄養を取り入れられる「玄米パウダー」
玄米は栄養価が高い反面、炊くのに時間がかかり、消化もしづらいというデメリットがあります。そこで、玄米食専門講座が推奨しているのが、玄米を高温高圧で炊き、乾燥・粉末化した「玄米パウダー」です。
粉末状なので、白米に混ぜて炊くだけで手軽に玄米の栄養を取り入れることができます。さらにスープやお味噌汁に加えたり、おかずやお菓子作りにも使える万能さが魅力です。

まとめ:毎日の食事から細胞レベルの健康を
私たちの体を作っているのは、日々の食事。その積み重ねが、60兆個の細胞の健康を支えています。特にミネラルのように体内で作ることができない栄養素こそ、毎日意識して摂ることが大切です。
「健康な体は、毎日の一口から」。
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