【体は食べたものでつくられる】酸性食品に囲まれた現代人の食生活と玄米食の可能性

私たち日本人は、かつて「お米」を中心とした和食文化を育んできました。
ところが、戦後の食生活の欧米化により、日常的に小麦製品や加工食品、揚げ物、甘い飲み物やスナック菓子など――いわゆる酸性食品に囲まれた暮らしが当たり前になってきています。

気づかないうちに、便利さや手軽さ、コスト重視の食品を選ぶ機会が増えているかもしれません。

体は、毎日の「食」でできています。だからこそ、自分の体の調子を整えたいと感じたときには、「どんなものを食べているのか」を見直すことがとても大切です。

玄米食と「陰・陽・酸・アルカリ」の食べ物の考え方

玄米食専門講座では、食材を「陰性」「陽性」「酸性」「アルカリ性」という視点からも分類して学びます。

  • 陰性×酸性:体を冷やす性質×血液を汚す性質
  • 陽性×アルカリ性:体を温める性質×血液をきれいにする性質

「陰性×酸性」の組み合わせが多い食事を続けていると、体温が下がり、血液が汚れ、免疫力が低下する原因になります。

スーパーで手にする食品、その「中身」は見えていますか?

毎日使う調味料や加工食品の原材料表示、しっかり見たことはありますか?
日本の食品表示制度では、省略が許されている添加物も多く、私たち消費者がすべてを見抜くのは難しいのが現実です。

私自身、お菓子の製造・販売に携わっている関係で、日頃から「原材料表示」を意識して見ていますし、販売の際には正確に表示を作成する必要があります。
これについては、また改めて詳しく触れたいと思いますが、それほどに「食の安全性を見極める目」が今の時代に求められていると感じます。

酸性食品ばかりの食生活が体に与える影響

酸性食品の摂りすぎは、体内の血液環境を悪化させ、健康にさまざまなリスクをもたらします。

血液が汚れ、ドロドロになることで、血管の詰まりや老化が進行しやすくなります。さらに、血液が運ぶ酸素が細胞まで届きにくくなることで、酸素のない環境を好む“嫌気性細胞”が増殖しやすくなるとも言われています。

これはまさに、がん細胞が好む環境。
「がんは日本人の2人に1人がなる」と言われる時代だからこそ、日常の食事から少しずつリスクを遠ざけることがとても大切です。

「玄米パウダー」でできる、体質改善の第一歩

私たちが提案する「玄米食」は、こうした酸性食品に偏りがちな食生活を、本来のバランスへと戻していくサポートをしてくれます。

特に、**長時間炊いて消化しやすく加工された「玄米パウダー」**なら、毎日のごはんやスープ、味噌汁などに手軽に取り入れられます。
梅干しや伝統的な製法でつくられた味噌などと組み合わせることで、陽性×アルカリ性の要素も自然に取り入れられ、血液や体内環境のバランス改善に役立ちます

まとめ:体質を整えるカギは「酸性食品を減らす」ことから

  • 小麦・揚げ物・添加物…現代の食は酸性食品に偏りがち
  • 陰性×酸性の食品をとりすぎると、血液が汚れ、免疫が下がる
  • 玄米パウダーは、手軽にアルカリ性・陽性食品を摂れる味方
  • 「血液から体を整える」食習慣を、今日から少しずつ

体質は、今からでも変えていくことができます。
毎日の食事を選ぶ力をつけ、体の内側から元気を育てていきましょう。

「玄米食専門講座」では、こうした体質や食べ物の性質をしっかり学び、自分や家族の健康に役立てる知識を深めることができます。
“なんとなく体にいい”から、“理解して実践する玄米食”に一歩進み始めてみませんか?

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Writer

石川 美樹
石川 美樹玄米食専門講座インストラクター
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