
血糖値スパイクを防ぐ!間食の工夫と玄米のチカラ
春の陽気に包まれ、薄着の季節がやってきました。
冬の間に運動不足だった方は、「そろそろダイエットを…」と感じているかもしれませんね。ですが、食事を極端に減らすのではなく、“血糖値を安定させること”が、健康的な体づくりのカギになります。
その中で注目したいのが「間食の工夫」と「玄米の活用」。どちらも、血糖値スパイク(急激な血糖値の上昇)を防ぎ、エネルギー切れや食後の眠気を抑えるために効果的です。
食後の眠気は「血糖値スパイク」のサインかも?

春になって、なんだか食後に眠くなる…という方は、血糖値の乱高下が起きている可能性があります。血糖値が急上昇すると、インスリンが過剰に分泌され、その後急降下。これが「血糖値スパイク」と呼ばれる状態です。
この状態が続くと、太りやすくなったり、集中力の低下、疲労感などにつながるほか、長期的には生活習慣病のリスクも高まるといわれています。
間食=太るは誤解!むしろ血糖値コントロールに効果的
「間食=悪い」と思われがちですが、適切な間食は血糖値の安定に役立ちます。
空腹時間が長くなると、次の食事で早食い・食べすぎを招きやすく、血糖値が急上昇しやすくなります。
間食で空腹を適度に和らげることで、急激な血糖値の変動を防ぎ、暴食も防げるのです。
おすすめのタイミングは、昼食と夕食の間。目安は1日200kcal以内を意識しましょう。

血糖値対策におすすめの間食とは?
選ぶポイントは、以下のような栄養価の高い食材です。
✅ 食物繊維:血糖値の上昇をゆるやかに
✅ タンパク質:満腹感を持続
✅ ミネラル:代謝をサポート
例えば…
- 素焼きナッツや干し芋、ドライフルーツ
- 咀嚼回数が増える素朴なせんべい
- 玄米や米粉を使ったシンプルなおやつ など

一方で、糖分や油分が多い菓子パンやスナック菓子などは、200kcalをあっという間に超えてしまうので、頻度を控えめに意識しておくと安心です。
米粉や玄米が血糖値コントロールに良い理由

間食でも主食でも、「小麦製品ばかり」になっていませんか?
実は、同じ炭水化物でも、米粉や玄米のほうが血糖値が上がりにくいのです。
米粉には「難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)」が含まれていて、消化吸収がゆるやか。そのため、血糖値の上昇を抑えてくれます。
さらに、玄米には食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれ、GI値も白米より低め。日常の主食に取り入れるだけで、血糖値対策にもつながります。
間食も玄米も、ムリなく続けるのがコツ
玄米は、炊き方や消化吸収のしやすさが課題になりがち。
そんなときは、高温高圧で炊いた玄米を粉末にした「玄米パウダー」がおすすめです。
間食アレンジも簡単です。
- ヨーグルトに混ぜて、朝のおやつに
- バナナや豆乳と一緒にスムージーに
- 米粉のクッキーやパンケーキに混ぜて焼く
- きな粉風にして、お団子や餅にまぶす

まとめ:体にやさしい間食習慣で、春から始める玄米生活
気温も上がり、体も気持ちも変化しやすい季節。
無理な制限やストレスの多いダイエットではなく、「血糖値を整える食習慣」に目を向けてみませんか?
間食の内容を少し見直しつつ、玄米パウダーを毎日の食事に取り入れることで、内側からのリズムが整っていきます。
夏に向けて、今から“健康的な土台”を作っておきましょう!
「玄米食専門講座」では、玄米の基礎知識から、暮らしへの取り入れ方までしっかり学べます。
体調に合わせた実践的な知識を得たい方は、ぜひ受講してみてくださいね。
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