ミネラルの正体と⼥性に多い貧⾎

以前のコラムで、「現代⼈に不⾜している栄養素」として、ミネラルについて取り上げました。
今回は、もう少し深掘りしていきます。

ミネラルといっても、実は様々です。

「カルシウム」「カリウム」「ナトリウム」「マグネシウム」「鉄」「亜鉛」「銅」「ケイ素」などなど、多岐に渡り、

その働きも、⾻や歯を作るもの、ホルモンの材料になるもの、栄養素からエネルギーを取り出すなど様々です。

どれも私たちの体にとって、必要なものばかりです。欠けると不調をきたすことも…。

中でも、⼥性に多いのが「鉄」というミネラルが不⾜して発症する貧⾎、いわゆる「鉄欠乏性貧血」があります。

鉄は⾎液細胞である⾚⾎球に含まれる、酸素運ぶタンパク質のヘモグロビンを作る成分で、造血に欠かせないミネラルです。

貧血かどうかは、血液検査などでも血清鉄の値を取ることで診断が出来ます。他にも、赤血球やヘモグロビンの数値が低ければ貧⾎と判断出来るでしょう。

鉄は他のミネラルとは違い、必要な量だけ吸収されます。

ですが、同じ鉄でも動物性と植物性では吸収率が違いますし、食材に含まれる鉄の含有量が減っていたり、動物性を避ける食事をしていたりと私達が思っている以上に鉄分不⾜の⽅が多いです。

その上、せっかく鉄を摂取したところで、残念ながら、それを阻害するものを私たちは、多く摂っているのです。それが、⾷品添加物の⼀つ「リン酸塩」です。

添加物としての「リン酸塩」が多く使われている⾷品として、ハムやソーセージなどの加⼯品、インスタント⾷品、スナック菓⼦、清涼飲料⽔などが挙げられます。

元々、鉄分の摂取量が不⾜している現代⼈なのに、そこに輪をかけて吸収を阻害する⾷品を多く⾷べている⽅が増えているということです。結果的に貧血の方が多くなるということに繋がります。

また⾷品添加物は⾎液を汚す性質があり、良質な⾎液が健康を維持するのに必要不可⽋ですので、そのような観点からも、できる限り、避けたいところですね。

デトックス作⽤も期待できる、⽞⽶⾷(⽞⽶パウダー)で体に不要なものを溜めない⼯夫をしていきましょう。

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