
冬の腸活、気をつけたいポイントとは?
― 玄米食で整える、体の内側からの免疫対策 ―

インフルエンザが猛威をふるい、年末年始を体調不良で過ごした方も少なくないこの冬。受験や行事などが続くこの時期は、ご本人はもちろん、ご家族や周囲の方々も、体調管理により一層敏感になります。
そこで注目されるのが、「腸活」や「菌活」といった言葉。最近では「腸内環境を整える」効果をうたうドリンクやサプリが店頭にも並び、免疫対策のひとつとして定着してきました。
でも、ちょっと待ってください。実はその“腸によさそう”なドリンク、砂糖や添加物が多く含まれていることも。これらは、腸内の悪玉菌のエサとなり、かえって腸内環境を乱す原因にもなるのです。
では、無糖のヨーグルトや納豆などの発酵食品なら大丈夫?と思われる方もいるかもしれませんが、ここにも見落としがちな落とし穴があります。
「体を冷やす&血を汚す」?注意したい食品の陰陽バランス
私たち玄米食専門講座では、「陰性×酸性」の食材=体を冷やし、血液を汚す性質のあるものに注意を促しています。
ヨーグルトや納豆もそのひとつ。
「陰性」とは、外に向かっていくエネルギーと定義しています。夏にぐんぐん育つ大豆は陰性の性質が強く、子牛をどんどん大きくする牛乳も同様に陰性です。
腸活にいいからとヨーグルトや納豆を毎日摂りすぎると、体にとって逆効果になりかねません。
一方で、「陽性×アルカリ性」の食材は、体を温め、血液をきれいにする性質があります。たとえば、長期熟成された味噌や醤油などの発酵調味料は、根菜類(大根、人参、蓮根など)と組み合わせることで、体を芯から整える力を発揮してくれます。

腸活にこそ取り入れたい「玄米食」

中でも、私たちが自信を持っておすすめするのが「玄米」。白米と同じお米でありながら、調理方法によって体への影響が大きく変わるのをご存知ですか?
実は、普通に炊いた玄米では、白米同様に炭水化物の性質が強く「陰性×酸性」のまま。また、早食いしてしまうと玄米の硬い繊維が消化不良の原因にも。しかし、圧力をかけて高温・長時間で炊くことで、「陽性×アルカリ性」へと性質が変わり、腸にもやさしく、体全体のバランスを整えてくれます。
でも、毎日玄米を長時間炊くのは大変ですよね。そこでおすすめなのが、粉末状にした「玄米パウダー」。毎日のごはんに混ぜるだけで、無理なく“発酵レベルの腸活”が叶います。
自分にも、家族にも。「続けられる玄米習慣」
私自身も腸の不調に悩んでいたひとり。腸活の資格を取得した経験からも、最終的にたどり着いたのが「玄米食」でした。専門講座で学び、玄米を“手間なく・美味しく・無理なく”取り入れられる工夫をすることで、自分だけでなく家族の健康も整ってきたと実感しています。
私たちはつい、「これが流行っているから」「腸にいいって聞いたから」と表面的な情報に流されがち。でも、日本人が昔から受け継いできた“本来の主食=玄米”を見直すことで、自然と整う健康があります。
まずは、玄米のことを正しく知るところから
玄米食専門講座では、「玄米って実際どんな効果があるの?」「どうやって炊いたらいいの?」といった基本から、体調の変化に合わせた応用まで学べるアドバイザー講座をご用意しています。
玄米をもっと身近に、毎日おいしく続けたい方は、まずは無料相談もお気軽に。あなたやご家族の体を、根っこから整えるきっかけになるかもしれません。
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