お米を食べない糖質制限の落とし穴?

新型コロナウイルスの流行で、私たちはコロナ禍以前の生活様式のようなことが「当たり前ではない」という時代を経験しました。

その中で、在宅ワークという新しい働き方も増えて、外出機会の減少による運動不足、それによる体重増加などから、ダイエットを始めた方も少なくないようです。

ダイエットには様々な手法がありますが、近年では「糖質制限」というダイエット法が流行り、それにまつわる本が多数出版されたり、講座が開設されたりするほど注目を浴びています。

本来私たち日本人にとっての主食でもある「お米」を単純に「糖質」と捉え、そのお米を全く摂らないといった、「バランスの良い食事」とはかけ離れた極端なダイエット法も横行しています。このような方法で体重を減らした結果、身体に様々な不調を招いてしまった方も多くいらっしゃいます。

確かに、お米は炭水化物であり、糖質です。

ですが、私たちは、私たちの祖先からお米の文化を紡いで、命を現代まで引き継いでいることを、忘れてはいけません。

そう考えると、ダイエットの手法として、本当に糖質制限は必要なのでしょうか?

お米だけでなく、現代社会の食品には、糖質が多く含まれているものが溢れていますよね?

例えば、同じ穀物で言えば小麦も該当しますし、お砂糖がたっぷり含まれたスイーツ、フルーツなども立派な糖質です。

これらを全く排除することは困難ではないでしょうか?

効果的なダイエットを考えた場合、実は、糖質を排除するのではなく、糖質を摂ることによって血糖値が急激に上がることをいかに防ぐかが、大きなポイントです。

糖質を食べたときの血糖値への影響を数値で表したものに「血糖インデックス(Glysemic Index=GI値※と呼ばれています)」というものがあります。(※GI値はブドウ糖を摂取したときの血中のブドウ糖濃度の吸収度合いを100として、食品ごとに相対的に数値に表されます。)

例えば、白米のGI値は85前後、小麦食品も同じような数値になります。対して、同じお米であっても、玄米はGI値が55前後。白米や小麦食品が高糖質に対し、玄米は中糖質で、食物繊維が豊富に含まれている影響もあり、血糖値を緩やかに上昇させます。

血糖値は急激に上がれば、急激に下がるものです。その「急激に血糖値が下がった時」に、人間は「お腹が減った」という感覚に陥いるのです。その意味で精白された白米や小麦などの糖質が、身体にいかに影響を与えるかがご理解いただけるでしょう。

ですので 、食事はいつものままで、お米を、食物繊維やミネラルなどが豊富に含まれる「玄米食」に置き換えるだけで、GI値の上昇と減少は緩やかになり、お腹は満たされ、間食も減り、結果的に健康的なダイエットに繋がるということになります。
糖質制限だからとありとあらゆる糖質を排除するのではなく、摂るべき糖質、控えるべき糖質があるということです。

とはいえ、玄米を毎日食べるのは「面倒」「飽きてしまう…」「消化不良を起こしてしまう…」といったデメリットから、抵抗を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

玄米食専門講座では、忙しい現代の方がでも続けることが出来る玄米食を、米粒に依らない玄米パウダーや、玄米麵、玄米パンなどを使用することで実現させています。

例えば、玄米パウダーを活用すれば、玄米を浸水させたり、圧力鍋を使ったりして炊くのではなく、炊飯器で白米を炊くのと同じ要領で食べることが可能となり、それでいて普通に玄米を食べる以上の効果が期待できます。

また、パウダーなので、お料理に混ぜたり、お菓子作りになど様々な使い方ができ、無理なく続けられますよ!

実際にどんな使い方をするのか?通常の玄米と何が違うのか?、糖質制限のリスクなども含めて、玄米食専門講座で学ぶことが出来ます。

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Writer

石川 美樹
石川 美樹玄米食専門講座インストラクター
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