自分でできる!今の自身の体を知る方法
「頭が痛い…」
「体調がなんだか優れない…」
などなど、こういった体の不調は、いつもの自分の体調を基準として感じるものですよね。では、これを数字で把握されている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
ちょっとした簡単な測定で健康状態を数値化して把握しておくと、不調も分かりやすくなり、予測や原因の特定に役立てることもできることもありますよ。
1. 体温(平熱)を知る
体温は、健康な人であれば1日の中でも変動するものです。
起きたばかりの体温、活動時の体温、夜寝る前の体温、これだけでも違いは出てきます。また、左右差もあるので、最初の頃は、面倒でも左右で検温をしてみるといいですよ。
体温は、体に流れる「血液」が深く関係しています。血液が濃くて綺麗な方ほど、体温は高めです。
起きぬけ体温は36.5度ほどが理想です。日中は37度位まで上がっても構いません。そして夜になると再び体温が下がるのが通常の変化です。
最近では、低体温の方が多く、「36.5度どころか36度もない!!」という方も、実際にいらっしゃいます。
そのような方は、薄く冷えた血液です。甘いものや動物性食品などを好んで食べている人は、ウイルスや細菌が生存しやすい環境、つまり、免疫力が低下した状態となり、病気のリスクを上げてしまうことになります。
2. 血圧を知る
血管が綺麗で程よい弾力がある健康な方であれば、血圧は正常に保たれます。
理想は「上が120-130、下が70-80」と玄米食専門講座ではお伝えしています。
現実は、若い女性を中心に低血圧の方が多く、逆に年齢が上がると、血圧も高めになる傾向がよくみられます。
日々、自分の血圧をしっかり把握しておきましょう。
3. 脈拍を知る
朝、起き抜けの体温が理想的な36.5度で、睡眠もしっかり取れている場合、脈拍は1分間に60~70回位になっているでしょう。血液が薄く汚れている場合は、心臓を収縮させて血液を全身に送り出す力が弱くなり、もっと血液を送ろうと心臓の動きは必死になり、脈拍が異常に高くなってしまいます。
リラックスした状態で、自身の利き手ではない方の手首に利き手の指2-3本を置いて、1分間に何回脈を打つか、数えてみましょう。1分間が難しい場合は、半分の30秒だけ数えて、2倍にすれば、1分間の脈拍を知ることができます。
脈拍は、血液が心臓から全身にしっかりと送られているかを知るのバロメーター。簡単に自分でもチェックできるので、ぜひ記録してみましょう。変化があった時に、すぐに異常に気づけます。
1分間に50回未満ですと、心臓のポンプが弱っている証拠ですので、病院に相談してみましょう。
* 50回を切る場合は、一般的にはペースメーカーが必要とされる状態です。
いかがでしたか?
① 体温を把握する
② 血圧を測る
③ 脈拍を知る
この3つなら、自分で健康状態を知る方法として、すぐに実践できると思います。
これらのバロメーターと玄米食は何か関係があるの?と疑問に思った方!
玄米食を取り入れることでどんな変化があるのか?必要性があるかなど、玄米食専門講座で詳しく学ぶことができます。
玄米食を実践しながら健康への一歩を踏み出すことができますよ!
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