「玄米ごぱん」で、玄米パウダーを気軽に摂りいれよう!(レシピあり)
一般的な玄米食というと、玄米を買ってきて炊飯器の「玄米コース」で炊く。もしくは、圧力鍋や土鍋を使って炊く方もいらっしゃるでしょう。
どの炊き方を選んだとしても、炊きあがった「米粒」を食べていますよね。実は玄米は硬い食物繊維である糠におおわれているため、普通の炊き方で米粒を食べると、消化不良になる恐れがあります。
消化不良を避けるには「一口300回位噛む」あるいは「土鍋と圧力鍋を使った特殊な炊き方で3時間以上炊飯する」という方法がありますが、いずれも、忙しい現代人にとってはなかなか実践が難しいものになっています。
そこでオススメなのが、玄米を工場で特殊な炊き方を施し、更にパウダー状にすることで、玄米の栄養素を余すことなく吸収出来るようにした「玄米パウダー」です。
玄米パウダーは、例えば白米を炊くときに混ぜるだけで、白米の美味しさと玄米の栄養素を兼ね備えたご飯にできる商品です。(玄米食専門講座でも推奨している食べ方です)
私自身、このパウダーと出会ったことで、玄米を日々の食事にとっても気楽に取り入れられるようになりました。かれこれ2年以上毎日何かしらで使っています。
その中から今回は、玄米パウダーの具体的な活用方法として、私が朝ごはんによく作る「玄米ごぱん」をご紹介しますね。
最近では「米粉パン」は多くの方に認知が広がっています。ですが、市販されている米粉パンには、実際には小麦粉や小麦グルテンが入っていたりして、完全なグルテンフリーのパンを見つけるのはまだまだ難しいのが現状です。また、お値段が高いものも多く見受けられます。毎日食べるとなれば、やはりコストを抑えたいところですよね。
「玄米ごぱん」を自分で作れるようになれば、焼きたての、しかもグルテンフリーで、完全栄養食と言われる玄米の栄養が摂り入れられるパンを、いつでも食べることが出来るようになります。
小麦パンは発酵時間が長く、焼き上がりまで3時間近くかかるのが一般的ですが、米粉パンは、1時間ほどで仕上げることができます。さらに、今回お伝えするシンプルなパンは、簡単で、しかもアレルギー食材を含まず、食物繊維などを上手く活用して、小麦を使ったようなふんわりとした仕上がりになります。
「玄米ごぱん」は米粉のみのパンよりも栄養価の高い「玄米パウダー」を加えるため、玄米の風味も感じられ、きっと美味しく召し上がっていただけます。
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ちなみに市販の米粉パンになぜ小麦が使われるかというと、こねた時の粘りや発酵した時のふくらみが、パンをパンらしくするために必要で、その正体こそが「グルテン」なのです。米粉だけだと、いくらこねてもグルテンがないので、小麦パンのようなふんわり柔らかいパンが形成しにくいのです。
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レシピ
シンプルだから美味しい
玄米パウダー入りプチパン
材 料
■パン生地(6個分)
A. 米粉(パン用(*ミズホチカラ))…190g
A. 玄米パウダーロイヤル…10g
A. イースト(金サフ)…3g
A. 黒糖…10g
A. 塩…3g
B. ぬるま湯(37度)…210-215cc
B. 米油(香りのない植物油)…15cc
B. サイリウム…7g
■仕上げ用
植物油、米粉…適量
作り方
- はかりの上にボウルをセットし、A の材料を分量を量り(足し)ながら順番に入れ、
ホイッパーでよく混ぜる。 - ぬるま湯を210cc加え、2-3分しっかり混ぜたら、油を加え、さらにしっかり混ぜ合わせる。
- ゴムベラに変え、サイリウムを満遍なくふりかけ、生地がまとまるまでしっかりとよく混ぜる。
(指で触って、少し生地がつくくらいの状態にする。水分量をここで調整) - まとまった生地を一旦ボウルから出し、空のボウルをはかりに乗せ、生地の全量を計量し、
6等分になるよう生地をスケッパーで切る。 - 少量の油を手につけてから、生地6個分を一つずつ手で丸める。
表面がツルッとするまで、転がしながら生地をまとめるのがポイント!
オーブン余熱220度 - 天板にオーブンシートを敷き、天板が載せられるくらいのフライパンに40度程度のお湯を張る。
丸めた生地をフライパンの上に載せた天板に並べ、ふんわりラップをし、さらに濡れ布巾をかけて、
生地が1.5倍くらいになるまで約10分ほど発酵させる。 - オーブンの予熱が完了したら、生地の表面にやさしく油を塗ってから、
米粉をふるい(茶こしなど)で満遍なくふりかけ、クープナイフで真ん中に切れ目を入れる
(クープナイフがない場合はペティナイフなどで) - 220度で約12分焼く。(オーブン下段)
- 焼き終わったら、パンのみ取り出し、網の上でしっかり冷ます。
今回のレシピで利用した玄米パウダー
『玄米パウダーロイヤル』
200g ¥1,944 ( 税込 )
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