
酵素シロップは本当に体にいい?効果・注意点・代替案を解説
近年、「酵素シロップ」や「酵素ドリンク」など、自宅で発酵食品を楽しむ方が増えています。
日本には古くから味噌や醤油、ぬか漬けなどの発酵文化があり、腸内環境の改善や美容・健康に役立つことから、発酵食への関心はますます高まっています。
中でも「酵素シロップ」は、フルーツやハーブと甜菜糖を合わせて自然発酵させたもので、手軽でヘルシーに見えることから注目されています。しかし、体に良さそうに見える一方で、実は注意すべき点も多いのです。
酵素シロップの落とし穴|本当に体に良いの?

酵素自体は体にとって有益な成分であり、発酵食品も健康的な食生活には欠かせない存在です。
とはいえ「酵素シロップ」は、大量の砂糖を使って発酵を促すため、腸内環境には逆効果となる可能性も。
腸活の視点から見ると、砂糖は悪玉菌のエサになり、腸内フローラのバランスを崩す原因になり得ます。さらに、砂糖は血糖値を急上昇させ、中毒性もあると言われているため、摂取量やタイミングには注意が必要です。
実は筆者自身も腸活アドバイザーとしての学びを深める中で、かつて愛飲していた酵素ドリンクや手作りの酵素シロップに疑問を感じ、現在では取り入れていません。
自家製酵素シロップの注意点|衛生面のリスクも
自宅で作る酵素シロップには、「天然」「手作り」の良さがありますが、一方でカビや雑菌の繁殖リスクが伴います。
容器の消毒不足や素手でのフルーツのカット、保存場所の温度・湿度管理が不十分な場合、発酵ではなく腐敗が進んでしまう可能性もあるのです。
実際、消毒や手袋の使用を徹底しても、カビが発生したという体験もありました。
そのため、安全かつ確実に発酵の恩恵を受けたいのであれば、昔ながらの味噌や醤油といった発酵調味料を活用するのが理想的です。

発酵の力を玄米から|おすすめは「玄米パウダー」
発酵の力を日常生活に取り入れたい方におすすめなのが、「玄米パウダー」です。

特にLE GENMAIの「玄米パウダー」は、高温高圧で加工された玄米をパウダー状にしたもので、「メラノイジン」と呼ばれる抗酸化物質が含まれており、
- 免疫力の向上
- アンチエイジング
- 疲労回復
などの効果が期待できます。
さらに、白砂糖のように血糖値を急激に上げることなく、ミネラルや食物繊維などの栄養素も同時に摂取できるという利点があります。
甘さではなく「本当の健康」を重視したい方には、まさに理想的な選択肢です。
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