寒さに負けない体へ。免疫力を高めるためにできること

ここ数年、新型コロナウイルスや新型インフルエンザ、最近ではマイコプラズマ肺炎など、さまざまなウイルス感染症が急増しています。予防のためにワクチンを定期的に接種している方も多いかと思います。

しかし、ワクチンを打っていても感染する人、打たなくても元気に過ごしている人がいるのはなぜでしょうか?

その違いの一つは、「免疫力の差」にあります。

ワクチンに頼るだけでなく、免疫力を育てる

私たちの体には、本来ウイルスに対抗する力=免疫力があります。免疫力が高い人は、たとえウイルスが体内に侵入しても、免疫細胞が働いて発症を防いでくれます。一方、免疫力が落ちていると、少量のウイルスでも発症してしまう可能性があります。

実際に私自身、過去に大きな病気を経験し、その治療によって免疫力が著しく低下したことがありました。そのとき、通常であれば感染しないようなウイルスにすぐ感染してしまいました。

この経験から、体調を崩す前から日常的に免疫力を高めておくことの大切さを実感しています。

免疫力を支えるカギは「血液の質」

免疫細胞の多くは血液中に存在します。そのため、免疫力を高めるには「血液の質」を整えることが重要です。血液の質は、私たちが毎日食べているものから作られています。

玄米食専門講座では、食べ物には以下の4つの性質があると考えています。

・陰性(体を冷やす)
・陽性(体を温める)
・酸性(血液を汚す)
・アルカリ性(血液をきれいにする)

血液をきれいに保つには、陰性・酸性食品を控え、陽性・アルカリ性の食品を意識して取り入れることが大切です。

たとえば、「女性には大豆製品のイソフラボンがいい」とよく言われますが、玄米食専門講座では、大豆製品の多くは陰性かつ酸性の食品とされ、取りすぎに注意が必要とされています。

玄米食が免疫力をサポート

血液をきれいにする食品として、私たちが特におすすめしているのが「長時間炊いた玄米」です。炊飯器などで普通に炊いた玄米よりも、しっかり火を通した玄米は消化吸収がよく、体への負担が少ないため、より効果的に血液の質を整えてくれます。

玄米には食物繊維やビタミンB群、ミネラルが豊富に含まれており、体の内側から健康を支える力を持っています。

健やかな冬を過ごすために

これから寒さが本格化する季節。風邪や感染症に負けない体づくりのためにも、日々の食事から免疫力を育てていきましょう。

長時間炊いた玄米を取り入れた食生活は、血液をきれいにし、免疫細胞の働きを助けてくれます。日常の小さな積み重ねが、健康な毎日を支えてくれるはずです。

まずは、1-2分でできる無料診断で食生活やライフスタイルをチェックしてみる

または

Writer

石川 美樹
石川 美樹玄米食専門講座インストラクター
プロフィール >>

玄米食専門講座の講座ラインナップ