玄米食によるメリット：「デトックス」

玄米食と、聞いて皆さんはどんなイメージを持たれるでしょうか？

「体に良さそう」「健康志向」「食感が固そう…」

それぞれ、思い浮かべるイメージは違うでしょうが、なににつけても「健康食」としてのイメージは持たれるのではないかと思います。

現代でお米と言えば、ほとんどは「白米」を思い浮かべ、白米を食べる人がほとんどでしょう。
最近ではその白米ですら食べられなくなり、パンや麺などの小麦食品がメインという方も多いのではないかと思います。

そんな中で、なぜ「玄米食」をお勧めするのか？

玄米食を日々の生活に取り入れることで、得られるメリットの１つに「デトックス」があります。

ここで、デトックスが必要になるまでの身体の変化を見てみましょう。

1. 基礎代謝が落ちていく

人間が生きていく上で必要なのが「基礎代謝」。基礎代謝とは、私達が生命を維持する上で最低限必要なエネルギーのことを指します。代謝は、性別、年齢や体型、活動レベルによってそれぞれ違いはありますが、10代半ばまでにピークを迎えて、そこから緩やかに下降していきます。成長期には沢山のエネルギーを必要とし、代謝も良く、成長期を終える頃には、必要なエネルギーが少なくなり、代謝も落ちていくのです。

2. 老廃物が溜まり、免疫が落ちていく

免疫力が下がると、人は病気にかかるリスクが高まります。

基礎代謝が落ちると、体に老廃物（ごみ）が溜まりやすくなり、外へ排出する力が落ちれば、当然ながら、血液中に老廃物が滞留し血液が汚れます。
それこそが、免疫力の低下につながり、結果的にウイルスや細菌などが身体に侵入したときに、それに向き合えるだけの免疫システムが働かず、病気を招いてしまうというわけです。

3. 老廃物を玄米食でデトックスする

玄米には強力なデトックス効果があがり、普通の食事では成し得ない「老廃物の排出」を行います。
きちんとデトックスが出来ると、血液がきれいになり、病気になりにくく、様々な不調にも悩まされない体質へと改善されていきます。

これが、デトックスが必要で、玄米食が有効な理由なのです。

しかし、これまでの食生活があまりにも乱れていたり、甘いものや血液を汚すような食べ物ばかり摂取していた場合、玄米食によるデトックスがされたとしても、一度に排出が出来る量には限りがあるため、それらの老廃物が痛みや炎症、湿疹や痒みなどと言った症状として現れる場合があります。これを「好転反応（クリーニングリアクション）」と呼びます。

好転反応の不調を嫌がって、元の食事に戻してしまうと、いつまで経っても血液は綺麗にはならないですし、体質改善はなされません。