その冷え、間違った健康法が原因かも?

多くの女性が「冷え」に悩まされています。
女性に冷え性が多いのは、相対的に筋肉量が少ないということが言えます。
さらに、食生活が乱れていたり、喫煙や睡眠不足、便秘などの生活習慣も影響しています。

冷え性を改善するには

実際に温める

冷え性を改善するには、まず物理的に温めるという方法があります。

  • ゆっくりと入浴する。
  • 三首(首、手首、足首)を冷やさない。
  • 夏場でも冷たい飲み物を避け、温かい飲み物を飲む。
  • 身体のツボを温める。

自律神経を整える

自律神経とは、「交感神経」と「副交感神経」の二つの神経のことです。交感神経は主に心身を活動に導き、緊張や興奮に関係しています。
副交感神経は心身を休息に導くリラックスに関係した神経で、美味しく食事を摂ることや快眠・快便、疲労の回復に関係しています。
二つの神経はバランスが取れている状態が望ましく、どちらかだけが過度に働きを強くすることで、下記のような影響を与えます。

交感神経が過度な場合…イライラ、肩こり、便秘、不眠、高血圧など
副交感神経が過度な場合…下痢、無気力、アレルギー、倦怠感など

そして、冷えはいずれの場合にも起こってくることがわかっています。交感神経が過度な場合には緊張性による冷えが起こり、副交感神経が過度な場合は血流の循環不良によって冷えが起こります。
鍼灸等による施術も効果があるとされていますが、セルフケアでできるのは生活リズムをルーティン化することです。朝起きる時間を決め、朝食をしっかりと摂ること、日中には太陽の光をできるだけ浴びたり身体を動かしたりし、夜に向けて身体をリラックスさせていくことが理想的です。

食事を見直す

そして、食生活によって冷えが起きていないか、見直してみてください。

まずは、朝食をしっかりと摂ることです。
食事を摂ることで体温が上がります。

そして、身体を温める食べ物を選んでいくことが重要です。

身体を温める食べ物と冷やす食べ物

朝食が大事と言っても、コーヒー、トースト、ヨーグルト、サラダ、フルーツというようなメニューでは冷え改善としては逆効果です。
食べ物の中には、身体を温める作用のものと冷やす作用のものがあります。
洋朝食ともコーヒー、生の野菜、乳製品、果実、そしてパンに使われている小麦粉はすべて身体を冷やす作用のある食べ物です。

中でも、小麦粉や果実、乳製品は身体を冷やすだけでなく、細胞を老化させたりサビつかせるため、極力摂ることを控えていただきたい食べ物です。
サラダやヨーグルト、フルーツといった、女性がヘルシーと好みそうな食事内容が、実は不健康な状態を作っている可能性があるのです。

体を温める作用がある食べ物は、玄米や長時間炊いた根菜、長期熟成された梅干し、味噌、醤油、ひじきなどです。

しょうがなどの香辛料で身体が温まる?

一般的に生姜は身体を温める、とされています。
生姜やにんにく、唐辛子などの香辛料は血液の循環を良くするため、食べた時には一時的に体温が上がるのですが、実は根本的には冷やす作用がある食べ物なのです。
ですので、摂り過ぎたり常用しないことをお勧めします。

玄米を積極的に摂って欲しい。…その前に。

当サイトでは玄米食についての専門的な知識をお伝えしていくものですが、当然玄米を積極的に摂り入れていただくことを推奨しています。
しかし、実はその前に身体にとって害となる食品を断つという方が大事となります。
お米を食べる機会を増やせば、その分小麦製品を摂る回数は自ずと減っていくのではないでしょうか。
完全にゼロにするという意味ではなく、意識して減らしていくことで、冷えの改善にとどまらず、様々な面で身体の調子が良くなっていくことを実感されるはずです。

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Writer

YOSHIKI
YOSHIKI代表講師
玄米専門ブランド「LE GENMAI」代表。 プロフィール >>

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