HSPさんこそ、食事に気を付けて

HSPとは

HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の頭文字で生まれつき五感などが非常に繊細な性質をもった人のことを指します。1996年に発表されたアメリカのアーロン博士の学説に基づくもので、5人に1人はこの性質を持っているとされています。

繊細な度合いは個人差がありますが、何かしら「少数派」という不便を感じている人がほとんどで、HSPという性質について明らかになったことで安心した人も多いようです HSPの人は、他人に対しての共感性が高いなど、優しい人であるとも言えますが、人に合わせすぎたり、思い込みによって必要以上に疲れてしまうなど、生きづらいタイプと言えます。

また、五感のうちいずれか、または第六感と呼ばれるようなアンテナが発達している人が多く、視覚や聴覚などからの情報を過剰に得てしまうことでも疲れやすくなってしまいます。

食べ物の影響に注意

HSPの中には、カフェインや添加物に対して非常に敏感で避けているという人もいますが、カフェインやアルコールだけではなく、世の中には依存を引き起こす食品があり、小麦粉や砂糖もその中に含まれます。

それらの身体にとっては害となる食べ物の影響を知らず知らずに受け、余計に不調を引き起こしている可能性が大きいのです。

最近の研究によると、HSPは脳の中で危険を察知する神経システム「大脳辺縁系」が過剰に働いていると考えられ、食べ物の刺激によって、より神経が過敏になるとのことです。
これらは「脳の炎症」と考えられ、グルテン、糖質でできたもの、脂肪酸の高いものが炎症を引き起こしやすいとされています。

食べ物を変えれば身体も心も応えてくれる

日々の刺激によるストレスを解消するために、手っ取り早く食べ物に走ってしまうというのは無理もない事ですが、あらゆる面で敏感であるということは、食べ物の影響もダイレクトに受けてしまうということです。

心療内科医で管理栄養士をしている人の話では、「朝の食事の改善で鬱症状が改善されるケースは多い。患者さんの多くは朝食を抜いていたり、食べていても食パンとコーヒーやバナナとヨーグルトなどというメニューだったりするところをご飯と味噌汁というメニューに変えるだけで前向きになり、社会生活が送れるようになる」という経験談もあります。

害になるものを断ち、身体に良いものを摂り入れる

世の中には、「カラダに良い食べ物」の情報が溢れていますが、身体やメンタル面のためには、まずは害となるものをできる限り摂らないようにすることです。パンやパスタなどの小麦粉製品をやめて、ご飯を主食にすることをお勧めします。そしてできれば白米ではなく、栄養価の高い玄米食に変えることで様々な良い効果が期待できます。

食べ物を変えただけで、精神面が安定

身体に良い・悪いがわかっても、最初のうちは「好きな食べ物をやめる!」というのは勇気が要るものです。

ですが「案ずるより産むが易し」

身体のために、と玄米食を摂り入れ始めた人が期せずしていつの間にか精神面が落ち着き、今までより人目が気にならなくなったという報告もあります。
「食べ物がカラダとココロを作る」これは体験しないと絶対に理解できない感覚です。

敏感な感覚を持つHSPの人こそ、ぜひ食べ物を変えてみてください。

精神安定にも効果的な食べ物についてもっと知りたい方

「食べ物は気を付けているつもりだけど、精神面に良い効果は感じられない」
「お勧めの食べ物や避けた方が良い食べ物をもっと知りたい」
など、直接ご相談いただける機会をぜひご利用ください。

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